2026年5月21日

皆さんは、日常的に「胃の痛み」や「胸やけ」を感じたとき、「いつものことだから」「市販薬を飲めば治るから」と我慢していませんか?
胃がんは、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。しかし、早期に発見できれば、内視鏡治療だけで根治を目指せる可能性が非常に高い病気でもあります。
今回は、「怖い」「つらそう」というイメージからつい後回しにしがちな「胃カメラ(胃内視鏡検査)」の大切さについてお話しします。
こんな症状、ありませんか?
以下のような症状が続いている場合、胃炎や胃潰瘍、あるいは予期せぬ病気が隠れているサインかもしれません。
✅ みぞおちのあたりがキリキリ、または鈍く痛む
✅ 食後の胃もたれや、お腹の張りがなかなか抜けない
✅ 胸やけがする、酸っぱい液体が上がってくる(逆流性食道炎の疑い)
✅ 喉のあたりにつかえ感や違和感がある
✅ 黒っぽい便(タール便)が出た、または貧血を指摘された
✅ 健康診断の「バリウム検査」や「ペプシノゲン検査」で要精密検査になった
「バリウム検査」と「胃カメラ」は何が違う?
健康診断でバリウム検査(胃透視検査)を受けられている方も多いと思いますが、胃カメラには大きなメリットがあります。
直接「色」や「粘膜の凹凸」を観察できる バリウム検査は影を見て診断するのに対し、胃カメラは高性能カメラで胃の粘膜を直接生で観察します。そのため、バリウムでは見つけるのが難しい「平坦な早期胃がん」や、わずかな炎症も見逃しません。
その場で「精密検査(生検)」ができる 怪しい部分が見つかった場合、その場で組織を少し採取して良性・悪性の確定診断に回すことができます。バリウム検査で引っかかった場合は、結局のちに胃カメラを受ける必要があります。
ピロリ菌の有無をチェックできる 胃がんの大きな原因となる「ピロリ菌」の感染による胃粘膜の変化も、胃カメラなら一目でわかります。
当院の対応:オエッとならない、苦痛を抑えた胃カメラ
花野井クリニックでは、「胃カメラはつらいもの」というイメージを覆す、患者様の身体に優しい検査を行っています。
選べる検査ルート(経口・経鼻): 鼻から入れる「経鼻内視鏡」は、舌の付け根に触れないため、あの「オエッ」とする嘔吐反射がほとんどありません。口から入れる場合も、非常に細いカメラを使用します。
鎮静剤を使用したリラックス検査: ご希望に応じて、ウトウトと眠っているような状態で検査を受けられる鎮静剤を使用します。「気づいたら終わっていた」という患者様も多くいらっしゃいます。
胃の張りを抑える工夫: 検査中、胃を膨らませるために炭酸ガス(CO2)を使用します。空気よりも体内に吸収されやすいため、検査後の「お腹の張り」や苦しさが大幅に軽減されます。
おわりに:早期発見こそが、未来の自分を守る近道です
「痛くなってから行く」のではなく、「何も症状がないうち、あるいは軽い症状のうちに安心のために受ける」のが内視鏡検査の理想です。特に40歳を過ぎた方、ピロリ菌の検査をしたことがない方は、一度胃カメラを受けられることを強くおすすめします。
当院では、患者様がリラックスして検査に臨めるよう、丁寧な事前説明と快適な環境づくりを徹底しています。どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
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