
内科の症状
内科の症状
咳・鼻水・咽頭痛が最も主な症状であり、発症時期によりインフルエンザやコロナウイルス・RSウイルス・マイコプラズマ、溶連菌感染など鑑別していきます。
経過観察で症状軽快することが多いですが、インフルエンザやコロナウイルスは隔離機関や出席・出勤停止期間が定められているため、蔓延させないためにも早期の診断が必要です。
また、風邪と思い込んでいたものの中に、肺炎などの感染症の可能性もあることから症状が出現した際には一度ご相談ください。
原因は多岐にわたりますが、発熱以外の症状も含めて総合的に判断します。中には局所症状がはっきりしないものの、重篤な感染症が紛れていることもあり、放置すると生命にかかわります。
安易に風邪症状による発熱と判断せず、一度ご相談ください。
発熱に伴うだるさ・倦怠感を多く目にしますが、「だるさ・倦怠感」という言葉の中にはよくよくお話を聞いてみると眠気や息切れ、筋力低下、抑うつ症状などを意味しているものがあり、詳細な診察を行わなければ診断にたどり着かないケースが多々あります。身体所見を得ることで診断に近づき、経過を追うことで症状が出そろってくるケースもあります。
食事がとれないことによる体重減少や、食事を普段通りとっているにもかかわらず生じてくる体重減少があります。前者であれば食事がとれない原因検索を、後者であれば悪性腫瘍の関連を考え、検査・診察を行っていきます。
数か月で数㎏の体重減少がある場合は病的意味を含むものが多いため、一度ご相談ください。
頭痛の中には月・年単位で繰り返す片頭痛のような慢性疾患の他に緊急性を示唆する頭痛もあります。「突然」「今まで経験したことのない」「頻度が増していく」「50歳以降の初発の頭痛」「視力低下を伴う」「首が固い」といった症状がある場合には脳卒中による頭痛を考えるため、すぐに医療機関へ受診してください。
皮膚のトラブルで胸が痛いのか、呼吸すると痛いのか、安静にしているときに痛いのか、などで鑑別が異なります。
狭心症・心筋梗塞・気胸・肺塞栓といった命に係わる疾患が隠れている可能性があり、安易に経過観察できない症状です。一度胸の痛みがおこり現在は症状が消失している場合にも、上記の疾患の否定はできないため、必ず医療機関を受診してください。
めまいという症状には「ぐるぐるするめまい」「ふわふわするめまい」「気が遠くなるめまい」などに分かれて診察を行います。耳の中のトラブルからくる末梢性めまいや脳のトラブルからくる中枢性めまい、貧血を背景とするめまいがあり精査が必要です。
中でも突然+体の動かしづらさなどを感じる場合には脳のトラブルからくるめまいが考えられます。ご相談ください。
呼吸器系の感染症や喘息、肺気腫(たばこ肺)でよくみられる症状ですが、呼吸器以外でも心臓の不調や貧血でも呼吸のしづらさは引き起こされます。少しでもいつもと異なる症状が出た場合、一度ご相談ください。早期発見が予後を左右する場合があります。
心臓の不整脈、特に致死性の不整脈の有無を判定します。当院ではHolter心電図という24時間装着の心電図があり、精査可能です。その他貧血や甲状腺のトラブルでも引き起こされる場合があります。
浮腫(ふしゅ)とは血管の外に余分な水分がたまっている状態を示します。心臓・腎臓のトラブルが隠れていることがあり、全身状態のCheckが必要です。放置すると肺にまで水がたまり呼吸困難を引きおこる場合もあります。
浮腫に気が付かれた場合は一度ご相談ください。
皮膚のトラブルだけでなく全身疾患が隠れている場合があります。
特に熱を伴う場合は内科疾患と関連がある場合が多いです。塗り薬で終わってしまうことなく、発症年齢や随伴疾患をもとに診察していきます。
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