2025年8月07日

最近、「咳が止まらない」「微熱が続く」「風邪が治らない」といった相談が非常に増えています。
特にこの時期は、気温の寒暖差+ウイルス感染の流行が重なるタイミング。
実際に、当院でも新型コロナウイルス感染症の陽性者が増えてきている印象があります。
「ただの風邪だと思っていたけど…」と後から判明するケースも少なくありません。
こんな症状、ありませんか?
2〜3日で治ると思っていたのに、咳・微熱・だるさが続いている
特に夜に咳が悪化して眠れない
のどは痛くないのに、長引く痰のからんだ咳が続いている
周囲に咳をしている人が多い
このような場合は、ただの風邪ではなく、他の感染症やアレルギー、気道の炎症などが関係していることがあります。
実はこんな病気かも?
新型コロナウイルス感染症
→ 微熱やだるさ、咳のみで始まる軽症例も多く、検査しないと見逃されることも。最近また流行の兆しがあり注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎
→ 高熱が出ず、咳が主体。学校・職場での集団感染も起こりやすく、特に若い世代で増加傾向です。
百日咳(成人型)
→ 頑固な咳が数週間続くのが特徴。夜間に発作的に咳き込み、眠れないケースも。ワクチン接種していてもかかることがあります。
咳喘息/気管支喘息
→ 「風邪のあとに咳だけが残る」「息苦しい」「ヒューヒューする」といった症状。内服薬や吸入で改善が期待できます。
アレルギー性鼻炎/副鼻腔炎(蓄膿症)
→ 鼻の不調が長引き、頭痛や咳を引き起こすケースもあります。
当院の対応:しっかり診て、適切な治療へ
花野井クリニックでは、以下のような対応を行っています。
必要に応じたコロナ抗原検査・インフル検査
聴診・血液検査・レントゲン・呼吸機能検査による評価
百日咳やマイコプラズマの抗体測定も可能です。抗菌薬選択もお任せください。
アレルギーや咳喘息への吸入・内服治療
生活習慣や周囲の流行状況を踏まえた注意説明
「風邪かも…」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください
風邪だと思って放置してしまうと、周囲にうつしてしまったり、重症化リスクが高まったりすることも。
とくに2025年7月からは、新型コロナを中心に感染症がじわじわと広がってきている状況です。
「何となく長引く不調」「咳が止まらない」などの際は、早めにご相談ください。柏市・柏たなか・柏の葉キャンパス周辺で風邪症状・感染症の相談は花野井クリニックへ