熱中症にご注意を！暑い夏を元気に乗り切るために大切なこと
年々暑さが厳しくなる中、熱中症による救急搬送が増えています。特に高齢者や持病のある方、小さなお子さんは要注意です。
今回は、「熱中症の原因・症状・予防法」について、内科医の立場からわかりやすくご説明します。



 熱中症とは？
体温調整がうまくできなくなり、体に熱がこもってしまう状態です。
屋外だけでなく、室内でも発症することがあります。

 主な症状
軽症のうちは「なんとなくだるい」「めまい」「立ちくらみ」など。
重症になると
頭痛
吐き気
意識がもうろうとする
けいれん
などの危険な症状が現れることもあります。

 こんな方は要注意！
高齢者（特に一人暮らしの方）
持病がある方（高血圧・糖尿病・心疾患など）
小児
脱水になりやすい方（利尿剤を飲んでいる方など）

 予防のポイント
 こまめな水分補給：のどが渇く前に水を飲みましょう
 塩分の補給も忘れずに（経口補水液など）
 室内でもエアコンを活用しましょう
 外出時は帽子・日傘・日陰を活用
 体調が悪いときは無理をしない

 花野井クリニックでは
熱中症に伴う体調不良や、脱水・倦怠感・めまいなどの症状にも対応しています。場合によっては漢方薬の治療もご提案させていただきます。
これから猛暑が始まりますが、皆様お気を付けください。